22 January

ニホンカモシカと遭遇

ニホンカモシカ1 久しぶりの休みなので、JR福島駅から電車で10分ほどのところにある桑折(こおり)の町に家族でハイキングに出かけました。

 中世に伊達氏の居城があった西山城跡をめざして歩いていると、山道わきに動物が寝そべっているのに気づきました。人里近いので最初は大きな犬かなと思いましたが、どうも様子が違う。よく見ると、天然記念物のニホンカモシカでした。

 ニホンカモシカは私たちのことなど問題にしていない様子で、
堂々と道を横切り山を登っていきました。後を追うようにして城跡に着くと、同じニホンカモシカがいて、木の葉をモグモグ食べていました。私たちの姿を認めると、ゆっくりと雑木の中に消えていきました。

ニホンカモシカを見られたことには大満足でしたが、桑折町は観光に余り熱心ではない印象を受けました。私たちは国の肝いりで作られた「新奥の細道」というハイキングコースを踏破するつもりだったのですが、駅にハイキングコースを記した地図の取り置きはなく、また、実際に歩いてみると標識がはっきりしない個所がありました。県がインターネットで配布している地図を携帯していたのですが、町が掲示した地図には山道の一部が表示されておらず、迷うといけないと考えて、城跡で桑折駅に引き返すことにしました。

22:05:15 | journalist | No comments |